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いとこの子が、自分とあまり年の変わらない大人だったら。「この人は、はとこだっけ?」と迷うかもしれません。
でも、年齢から呼び名を決めなくて大丈夫。はとこは、父または母のいとこの子。自分のいとこの子とは、つながりが一段違います。 家系図では、先に「誰の子か」をたどってみよう。
「いとこ」の前に、自分の親が入るかを見よう
小学館『デジタル大辞泉』の「又従兄弟」には、父母のいとこの子とあり、「はとこ」も同じ意味の呼び名として載っています。
たとえば、母にいとこのAさんがいて、Aさんに子のBさんがいる、という仮の家族を考えます。このBさんが、自分から見たはとこです。
自分の母とAさんは、いとこ同士。AさんとBさんは、親子。
この二つの関係を分けて置くと、自分とBさんの位置も追えますね。
では、自分のいとこに生まれた子は? ここには、同じ呼び名を当てはめません。『精選版 日本国語大辞典』の「従兄弟違」には、父母のいとこと、自分のいとこに当たる人の子、二つの意味があります。「いとこちがい」という語なら、一つ上と一つ下の両方の世代に使われるんです。
あっ、呼び名だけ書くと、上下までは分からないんだ。
だから調査中のメモには、「母のいとこ」「自分のいとこの子」のような説明も残しておこう。短い呼称へ急いで縮めなくていいよ。
家系図には、呼び名を調べる前のつながりも残せる
名前の一覧を作るなら、こんな三つの書き方を並べられます。どれも、自分を基準にした例です。
| たどった関係 | 呼び名の例 | メモに残すと分かりやすい部分 |
|---|---|---|
| 親のいとこの子 | はとこ・またいとこ | 親から、そのいとこ、その子へ |
| 親のいとこ | いとこちがい | 父方か母方か、どの親のいとこか |
| 自分のいとこの子 | いとこちがい | どのいとこの子か |
同じ「いとこちがい」でも、表にしたら別の位置へ置けます。家族へ説明するときも、まず名前と親子の線を見せてから、呼び名を添える順なら、一緒にたどれますね。
そこから資料を集めて家の調査を広げたい場合は、永峰英太郎著・渡辺宗貴監修『家系図をつくる。』も候補です。出版社提供の目次では、戸籍の基礎や収集、その前の世代の調査を段階ごとに扱っています。
ISBNという本の識別番号は「9784426130336」です。
次に呼び名で止まったら、いったん「誰の子?」へ。年上だから上の世代、と決めずに、親子のつながりを一つずつ置いてみて。呼び名を覚える前にも、図は進められます。