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古い本で、家の調査に関係しそうな名前を見つけた。メモには書名と「32」。
後日開いてみると、あれ、どこの32だったっけ、、、。
国立国会図書館デジタルコレクションのコマ番号は、画像の番号です。本の紙面に印刷されたページ番号とは分けて残そう。数字の後ろへ「コマ」か「ページ」を添えるだけでも、戻る場所を見分けやすくなります。
一コマが、必ず一ページとは限らない
コマという言葉は、画像を一枚ずつ数えるときの単位です。一枚の画像に、本の左右のページが一緒に入ることもあります。
国立国会図書館のPDF複写の案内でも、原則は見開き二ページで一コマ。ただし、新聞のように一ページずつの場合や、折り込みを分割する場合があり、既存のデジタル画像などでは一コマに含まれるページ数が資料で違うと説明されています。
つまり、コマ番号を二倍すればページが出る、とは計算できないんです。
今見ている画像の番号と、紙面の端にあるページの数字。両方読めるなら、別々に控えてね。片方が見つからなければ、空欄の理由も残せば大丈夫。見えないページ番号を推測で埋めなくていいよ。
調査メモは、二つの番号を別の欄へ
たとえば次は、残し方を考えるための仮のメモです。実在の家系や本の掲載位置を示す数字ではありません。
| 欄 | 仮の記入例 |
|---|---|
| 画面の位置 | 32コマ |
| 紙面に印刷された番号 | 58〜59ページ |
| 見つけた位置 | 右側のページ、上から三つ目の項目 |
ここへ実際の書名・巻や版・刊行年・資料のURLを添えれば、何を開くかと、開いた後のどこを見るかを分けて残せます。
ページの端が切れていて読めないなら「ページ番号は確認できず」。名前の文字も読めないなら、その箇所は別に未読と書こう。場所を特定できたことと、書かれた内容を読み切れたことは、それぞれの進み具合です。
家系図の線を増やす前に、このメモから同じ箇所へ戻れるか、一度だけ開き直してみて。後から家族に見せるときにも、自分で読み返すときにも使える確認になります。
複写を頼む場合も、「32」ではなく「32コマ」と書く
国立国会図書館の案内では、全文検索の結果に表示されるコマ番号を使い、ページ番号の代わりに複写箇所を指定できます。その場合は「〇コマのみ」のように、コマ番号だと分かる書き方をするよう案内されています。
ここも、数字だけで渡さないんだね。
さらに、記事が前後へ続いていても、原則として指定したコマだけが複写されます。読みたい箇所の続きまで必要なら、前後の画像や目次で範囲を確かめてから指定しよう。
なお、PDFで提供される電子書籍・電子雑誌など、検索結果にコマ番号が表示されないものもあります。見つからない番号を探し続けず、資料の表示と公式の掲載箇所の案内を確認してね。
図書館資料から家の調査を広げる手順を学びたいなら、永峰英太郎著・渡辺宗貴監修『家系図をつくる。』も関連書の候補です。公開目次には、戸籍より前の先祖や、判明した先祖の職業・身分を調べる章があります。
出版社提供の紹介と目次も見て、いま調べたい段階に合うか確かめよう。家の調査をどう広げるかは本の目次から。図書館の画面で番号や指定方法に迷ったら、公式案内へ戻ろう。
次のメモでは、「32」の後ろをあと二文字だけ。32コマ。そこまで残せたら、後日の自分が入口で迷わずに済むね。